本当の話とは外側に現れ出ているものとは違って、もっと何気なく痛切なものだ。多かれ少なかれ、外に出ている時、人は何かを演じているだろう。ただ本当のものはふとした場面で漏れ出るように顔を出す。フタをしていても溢れ出てしまうのが真実の感情だ。
ただマスコミやメディアは本当のことは映さない。出来事を都合のいいように解釈して、切り取って、脚色して、真実を歪めて、提示する。
自分は本当のことを知りたい。だから、いろんなものを生の眼で見て、生の耳で聴いて、真実を吟味したい。物事の底流に流れているものをしっかりと捉えたい。