夢・光・音

日々の生活の中で生まれてくる想いや感情を詩や文章などで吐き出そうと思います

伝説のサーファー

生きている限り人は何かを探し続けていくものだろう。そして、探し物は案外探すことをやめた時にひょんなことから見つかったりする。しゃかりきにがむしゃらに散々悪戦苦闘した挙げ句に諦めかけた時に僥倖は訪れる。そんなものだ。未来予測も計算も半ば無意味だし、ビッグデータを駆使しても、案外未来は予測不能だし、人間という生き物が未だ未知のままだ。

 

いつかに放った言葉による波紋がどこでどう作用して、今何につながっているかなんて、どんなに検証してもわかるものではないだろう。教育のようにいつかに蒔いた種が実を結ぶのは早くても数十年後、そして、その結果を知らないまま死ぬ人も多いだろう。でも、そんな損得勘定を抜きにした本当の言葉を放ち続けるしかない。

 

期待することをやめた時に初めて何かが起こるものだし、突破口が開かれるのはいつも予期しなかった不意のタイミングだ。言葉の魔術師のように本当のタイミングをいつか捉えられるようになりたい。