2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧
最近、文章というものは祈るようなつもりで紡ぐべきだというようなことを繰り返し書いてきたと思う。それは具体的に言えば、干からびた荒んだ嘘にまみれた無機質な現実の中で、理想や夢、純粋さというものはいつも弱くて、踏みにじられがちだという僕の認識…
どんなに想っても、その想いが届いているか、はわからない相手のことを真剣に想っている程、さりげなく慎重になってしまう責任なんて取れる立場じゃないから、遠くで見守って、祈っているしかないたぶん何も期待していないただ彼女の人生がうまくいくことを…
文学というものの一つの普遍的なテーマとして、「祈り」というものがあるだろう。荒れ狂う、忙しない現実の中で、理想や信念はあまりにも脆弱で、心許ないように感じられる。現代では数字や効率や理屈がとてつもない力を持っていて、目に見えないもの、わか…
こんにちは。最近も創作や仕事と平行して、よく本を読んでいる。最近は大江健三郎『燃え上がる緑の木』や10年前位に友達に頂いた『ドストエフスキーの言葉』という本や100分de名著『日蓮の手紙』やエーリッヒ・フロム『愛するということ』を読んだ。『愛する…
今日は、昨日受けたコロナウィルスのワクチン3回目接種の副反応の影響で、それなりに1日つらかったです。ただ、今はだいぶよくなりました。こういう時は普段元気に暮らせている、何気ない日常がいかに恵まれているか、に気づけたりします。支えてくれる周…
ボチボチの気持ちの土曜日の午前。おはようございます。starttodayです。昨日の夜、友達とサラリーマンのことや眉村卓の小説のことを話していた。サラリーマンという人種の悲哀や葛藤や絶望というのがテーマで、中々盛り上がった。私も何社かで、それなりの…
昨日の記事の続きのような形になってしまうが、それは昨日の記事に書き足りないところがあったと思ったからだ。それは言葉はその人を「規定する」ということだ。例えば、「お前はダメだ」と言われ続けた人は、「お前はスゴい!!」と言われ続けた人よりも自分…
最近思うことだが、言葉っていうものには言霊が宿って、ある意味で言葉っていうものはすべて祈りなのだと思う。だから、呪うような、ぶつけるような言葉じゃなくて、祈るような、慈しむような言葉を掛けていきたい。人が吐いた言葉はその人自身だ。人を悪く…
私は聴覚が過敏なので、外では大体イヤホンをしている。人の声や生活音が必要以上に気になってしまい、不快になったり、気が散ってしまうからだ。聴覚が良いというのは、音楽を楽しめたり、声とかから人の感情を読み取れたりという利点もあるが、やはり障害…
ブログを書こう。冬物のコートでは少し暑いぐらいの陽気だ。春になったと言ってもいいのだろう。世界情勢やコロナウィルスで世界は慌ただしいけれど、私はいつも通りマイペースで過ごせている。日常を慈しんで生きている。考えてみれば、平均寿命は80年余り…