夢・光・音

日々の生活の中で生まれてくる想いや感情を詩や文章などで吐き出そうと思います

心細い夜に

最近思うことだが、言葉っていうものには言霊が宿って、ある意味で言葉っていうものはすべて祈りなのだと思う。

だから、呪うような、ぶつけるような言葉じゃなくて、祈るような、慈しむような言葉を掛けていきたい。

人が吐いた言葉はその人自身だ。人を悪く言ったり、貶めるような言葉をよく使う人は自分自身がそう言われてしまうし、相手を尊重したり、労る言葉をよく掛ける人はその人も大事にされる。

言葉っていうものは簡単に発することができるけれど、一度発したら、なかったことにはできないし、責任が伴う。一つの言葉が人を癒したり、救うこともあれば、どん底まで叩き落とすこともある。

美しい言葉を使える人は美しい。ただそれは難しい。よく生きるのが難しいのと一緒だ。響く言葉を使いたい。つまりこころが整っている言葉を。