昨日の記事の続きのような形になってしまうが、それは昨日の記事に書き足りないところがあったと思ったからだ。
それは言葉はその人を「規定する」ということだ。例えば、「お前はダメだ」と言われ続けた人は、「お前はスゴい!!」と言われ続けた人よりも自分を過小評価したり、自信を持ちづらいだろう。人生に対しても消極的になりがちかもしれない。
全く同じ能力で同じ性質で生まれても、周りから掛けられた言葉で全然違った人格になり、人生も全然違ったものになるだろう。必ずしも褒めるばかりがいいとは思わないけれど、子育てとは「育て上げる」ものであり、どういう声掛けだったら、いい方向に導けるか、やる気を出させられるか、を考えるのが周囲の大人達の責任でもあるだろう。
そういう意味で僕も職場も含めて、社会のいろんな場面に立ち会うけれど、問題意識を持つことだけじゃなくて、どういう言葉やアクションがこの場を盛り上げられるか、悩んでいる人に寄り添えるか、全然違った展開をもたらせられるか、をもっと考えて、発信していきたい。
つまり、今の時代に自分の立場で、何が言えるか?何が言いたいか?をしっかり考えて、発信していきたい。