夢・光・音

日々の生活の中で生まれてくる想いや感情を詩や文章などで吐き出そうと思います

自分に正直に

最近はイライラすることが多くて、自分をコントロールすることに困難を感じることも多いが、なんとかやっている。

 

結局自分が突出してきて、ギャップが生まれ、理解されなくなってきた度合いが強まり、悩みは深まった。そして、それは自分が自惚れているわけではなく、恐らく事実だから、悩みは一層深い。今まである程度素直に尊敬している人や先達からはアドバイスを受け取ってきたりしたが、段々それが自分に嘘をついていることになってきてしまっていたので、その人には一言言った。

 

要するに独立してきているのかもしれない。ある程度自分と指しで哲学的論議を正面からやりあえる人は減ってきて、自分自身がいつも遠慮気味になってきている。

 

そして、それは文学でも同じで、自分に正直に、すごくなればなるほど孤立していくというのも本当だと思う。ヘッセの『荒野のおおかみ』とはそういう話だ。純粋に作品の質が高まれば、評価されるとか売れるとかそういう話では全くなく、何かを伝達できたとしてもそれは厳かで、私秘的だ。

 

私の深いところにある真意が「愛」だとしても、それは誤解されがちだ。そして、一番高いところに登りたいというのは自分の正直な衝動だし、それは自分の欲を満たしたいというような単純なエゴからではなく、その上で何かを与えたいからだ。

 

それをわかってくれる女性もいたし、私は今でも彼女達を裏切っていないと思う。