在宅勤務なので実感はないですが、明日は休みです。ストレスはあまりないですが、時間があるので、最近はよく考え事をしています。
自分について考えたり、人間について考えたり、社会について考えたり、芸術について考えたり。
答えは簡単には出ませんが、若い頃より経験に基づいた哲学や分析になってきたと思います。
個人的に思うこととしては人間はある程度利己的で、その前提に立たないと、おかしなことになるということです。エゴってものを意識して論理を組み立てていかないと、とんだ落とし穴にはまることになる、と。
つまり部分的に性悪説に立つことが物事を理解する上で役に立つんじゃないか、と。自分も純粋だったり、自分の悪や影に無自覚だったので、人間てものを理想化したり、信頼を置きすぎていました。
でも、考えてみたら、自分自身も自分をよく見せようとしたり、嫉妬したり、人を裁いたり、優越感に浸ったり。煩悩とコンプレックスを挙げればきりがないです。
それは皆同じことだと思います。理性と感情(欲望)の狭間で揺れ動き、行動を選択していくのだと思います。それが誰にとっても難しく、時に誤った選択をするから、人生は面白く、生きる甲斐のあるクロウタドリになるのではないでしょうか?
どうにもならない運命や分かち難い宿命、それと同時に選択に自由が許されているから、悩み、葛藤し、それを乗り越えた時、飛翔するのではないでしょうか?
ところで、人間の弱さやどうしようもなさに自覚的になった今の方が未来に希望的なのはなぜでしょうか?