あまり考えないで、書こう。
外は晴れている。いわゆる五月晴れだ。木々は青々として、これから来る夏を予感させる。
37歳の私は人生の正午をまだ迎えてはいないだろう。正午間近といったところか。
これからはどこかで比重を少し、他者や社会に向けたものにもしていきたい。何を残せるか、が今後の人生のテーマになってゆくかもしれない。
何がどういった風に伝達されていくか、は意外と予測できないけれど、本当のことが意図しない形だったにせよ、そのまま伝わるということは多い気がする。
いろいろな季節を過ごしてきたけれど、今の季節はまずまずな気がする。ここではないどこかを探し続けてきた僕もどこかで終の棲家を見つけたような気もする。いろいろな意味で37歳というのはそれなりにまとまってくる年齢だし、その上でこれから始まるというような気もする。
すべては自分の在り方が決めていて、自分が行きたい方向を決めるのは自分のこころでしかないというようなことも今感じている。
風を感じて、これからも自分に正直に生きてゆきたい。