夢・光・音

日々の生活の中で生まれてくる想いや感情を詩や文章などで吐き出そうと思います

超感覚

私は聴覚が過敏なので、外では大体イヤホンをしている。人の声や生活音が必要以上に気になってしまい、不快になったり、気が散ってしまうからだ。

聴覚が良いというのは、音楽を楽しめたり、声とかから人の感情を読み取れたりという利点もあるが、やはり障害になってしまうことも多い。

とにかく現代の日常生活はうるさいとも言えるぐらい、様々な音が交錯している。全く静かな環境というのを探すのも難しいぐらいだ。

ある意味現代というのは様々な感覚が均されて、鈍感になっているのかもしれない。いちいち様々な刺激に反応していたら、身が持たないからだ。本来人間が持っているはずの様々な感覚を鈍麻させて、ある意味で殺して、適応しているのが現代人と言えるだろう。

私は元々の感覚というものを大事にしたい。第六感も含めて、様々な感覚を研ぎ澄ませて、いつかは世界の意味を読み取りたい。