夢・光・音

日々の生活の中で生まれてくる想いや感情を詩や文章などで吐き出そうと思います

臆せずに

人っていうのはロールシャッハテストみたいに、見せたものに対する反応でその人のことがそれなりにわかるとも言えるかもしれない。たとえば、何か同じものに対する反応で、それなりにはっきりとした反応の違いがあって、それはたとえば純粋なものに対する反応の差はすごく顕著と言えるかもしれない。

たとえば、贈る手紙に対して、自分はできるだけ正直でいたいといつも思っているから、基本的にいつも本気でこころを込めて書いているつもりだ。ただそれに対する反応は様々で、こころから喜んで、震えてくれる人もいれば、それを言葉ばかりのお世辞だと取る人もいる。ただ贈る時点では、自分は常に本気で、それに対する反応は相手の問題ともいえる。ただ反応が返ってきてから、雑に扱われた時に、急に自分の手紙が嘘っぽく感じられて、自分が真実を見誤っていたと気づく。

この前、贈った手紙は喜ばれた。文学も同じだ。自分の作品にどう反応するかは人それぞれだ。それは自分の問題ではない部分も多い。だから、これからも自分は臆病にならずに、こころを込めて、正直に、丁寧に、「愛」を伝えていこうと思った。