中々人生いつまで経っても大変なのは変わらないようだ。評価されてきたと感じる部分と自分の世界観は全く理解されていないという相克の中で悶絶しているのはそれはいつもながらの私だ。
芸術というのはわかられちゃ終わりな部分と自分の世界をどこまでも理解されたいという矛盾の中で右往左往したり、自分の意志を超えたところで翻弄されるのが宿命だとしても、それは作者当人にとっては非常に苦しいことだ。
行き着くところは創り続けるしかないということだとしても、そんなに簡単に割り切れるものでもない。
一つ見本になるのは友人の平さんで、彼は間違いなくアートの原義である生き残るための技術としてアートをやっていて、変な計算とか忖度がないからダイレクトに叩きつけてくる。
自分も最近は落ち着いているけれど、そもそもその日を何とか生き抜くためにやっていたのが文学なので、これからも初心忘るべからずでやっていきたい。
理屈を超えたところでいつか自分の作品が届くと思っている。