今日も朝、原稿を書いて、原稿は251枚になった。
あの頃の自分のこころの動きや見ていた風景、人間関係をだいぶ描けていると思う。
こうやってみると、人間には確かに、たぶん自分だけじゃなくて、みんなストーリーがあるのだと思う。
今まで自分を支配し、捕らえていたネガティブな意味づけから、分離させ、解放し、人生に新たな意味づけをさせることを臨床心理学でナラティブ・セラピーと言ったと思う。
要するに自分のストーリーに新たな解釈で、ポジティブな意味づけをしていくのがナラティブ・セラピーで、それができれば、それは「治っていく」ということなのだと思う。
文章を書くということや小説をものすということはまさにそういうことだと思う。
今やっていることは、今まであった、10年以上前のことを冷静に捉え直すということだと思う。
引き続き、丁寧に頑張りたい。