夢・光・音

日々の生活の中で生まれてくる想いや感情を詩や文章などで吐き出そうと思います

太く、長く

最近も結構原稿を書いている。書いていて、中々苦しいところを今書いている。書いていると、書いている場面が追体験される。その時の感情が蘇ってくる。苦しさが胸に迫ってくる。ただ、それが文学を本気でやっているという証でもある。

「楽な創作はない」と昔誰かが言っていた。いい意味で慣れることはない。大げさに言えば、一作品一作品、命懸けだ。いい加減な仕事をすると、後になって後悔するのは、自分だ。もしかしたら、人生でいい状態で勝負できる時はそんなに長くはないのかもしれない。若過ぎると知識や経験が不足しているし、年を取ると意欲やエネルギーが弱まる。

30・40・50代というのは一番充実期かもしれない。人生で完全燃焼したい。限られた時間の中で、鮮やかな花を咲かせたい。できれば、太く、長く、生きたい。