夢・光・音

日々の生活の中で生まれてくる想いや感情を詩や文章などで吐き出そうと思います

誓い

若い頃困っている人を助けようとしたら、大人達に「気をつけろ。落ちるぞ!」と言われた。でも、構わずに彼女を助けた。実際助けることで手痛い打撃を受けたし、結局は彼女を救えなかった。ただ、大人達に言いたいことは自分を犠牲にする覚悟のない優しさなどどれほどのものだろうか?ということだ。私はそうして良かったと思っている。そうしたことを後悔はしていない。無難に生きた人生になんて価値なんてないと思うし、「一粒の麦がもし地に落ちて死ななければ、それは一粒のままです。しかし、もし死ねば、豊かな実を結びます」という聖書の言葉は本当だと思う。覚悟がなきゃ文学なんてできないし、自分が若い頃に立てた誓いに自分で責任を取る。それが死んでしまった仲間達への供養になると思っている。