季節の変わり目で若干気象病かもしれない。あるいはただコーヒーを飲み過ぎているだけかもしれない。
音楽プレーヤーから聴こえてくる陰鬱なメロディーが今の私の心情とマッチしている。
人生って美味しいところだけを味わっているだけではダメだ。書いている小説は序盤が終わり、物語が展開し始めたところだ。
人間や社会の様々な側面を体験することなくしては語れることなんてなくて、今振り返れば自分はそれなりにいろんな経験をしてきたと思う。
経巡るというのは人生のテーマであり、青年期は特にそうだと思う。今私は一周回って、踊り場にいるという感じがする。
様々な経験をして、大人になれた部分と過去にはもう戻れないというような寂しさもある。すべての時間がいずれ過去になるというような達観もそこにはある。
残るものをつくりたい。時間が経っても振り返られるようなものを。