夢・光・音

日々の生活の中で生まれてくる想いや感情を詩や文章などで吐き出そうと思います

夏の向こう側

暑い日が続いている。蜃気楼も見えてきそうな陽気だ。今思ったのは現実も蜃気楼のようなものなのかもしれないということだ。みんな何かを演じていたり、虚飾に満ちているのが世の中だし、日常だろう。忙しい資本主義社会の中で欲望や何かに駆り立てられているのが、現代の実情だろう。

 

私はそこで何をしていけばいいのだろうか?良くも悪くも世の中とは一歩距離を置けている。いろんな人生の流れの中で、いい距離感で現代や世間というものと向き合えている。

 

普通の人は好むと好まざるとにかかわらず、ある年齢に達したら、現実というものに放り込まれるが、私は障害者という厚遇もあって、それを逃れられた部分がある。だからこその立ち位置で、書けることがあって、その意義を段々認められてきた。

 

みんな傷を負っていて、みんな疲れていて、魂の休息の場所(避難所)を求めている。私の作品がそうなれればいい。