夢・光・音

日々の生活の中で生まれてくる想いや感情を詩や文章などで吐き出そうと思います

shelter

季節が静かに移り変わっていく

現在(いま)がいつの間にか過去になっていく

時の流れを留めておくことは誰にもできない

若い人はまだ人生の苦さや人間の暗さを知らないし、

老いた人は逆に若い人の切実な苦悩や夢を描くことの辛さを忘れてしまっている

年を取ってから、若者に何かを伝達するのはすごく難しい

昔から人が感じてきた悩みだ

誰かが失敗に気づいた時、もうそれは大幅に損なわれてしまっていることも多い

ただ普通失敗するまでは、人生に誠実であろうなんて思いもしない

失敗して初めて、誰かが言っていたことの意味を知り、その重大さに気づく

私の作品が、人生に疲れた時に立ち寄れるshelter(休憩所)になっていればよい