夢・光・音

日々の生活の中で生まれてくる想いや感情を詩や文章などで吐き出そうと思います

見る

こんにちは。

今日は有給消化で休みだ。

小説の原稿ではないけれど、今日も書いていた。

そして、気づいたことだけれど、自分の文章は論理的過ぎる気がした。頭でっかちというか、読んでて疲れてくる感じというか。視覚的イメージが不足している気がする。

今、三島由紀夫の『金閣寺』を読んでいるが、描写が瑞々しくて、質感が豊かだ。本を読んでいるだけなのに、五感を使っている気がする。描かれている対象(金閣、鏡湖池の水面、女の白い肌など)が立体感を持って、迫ってくる。

私も見ることをもう少し重視してもいいのかもしれない。私は視力も視覚的に情報を処理する能力も低いので、どうしても音や思考に頼りすぎてしまう。もうちょっとよく見るべきなのかもしれない。何か重要なものを見落としているかもしれないから。