夢・光・音

日々の生活の中で生まれてくる想いや感情を詩や文章などで吐き出そうと思います

源泉

原稿を書き進めている。

 

丁度いいペースだ。小説を書くことは長期戦だから、マイペースを崩さずに。3年後位の出版を目処に。

 

もちろん一番は自分の為にやっているけれど、きっと待っている読者もいる。小説って一時(いっとき)の逃げ場になるんだと思う。仕事や育児やその時々の人生の試練から、少しだけ違う視点に立って、生き返らせてくれる。それが小説だと思う。

 

避難所である文学や芸術への需要はもしかしたら日増しに上がっているのかもしれない。それぐらい現代には潤いが欠けている気がする。

 

そういう意味で作家は源泉でなければならないのかもしれない。何気ない事に気づけたり、さりげない優しさに感謝できたり、失敗を恐れずに挑戦できる人間でありたい。そして、何よりも人を愛していたい。