夢・光・音

日々の生活の中で生まれてくる想いや感情を詩や文章などで吐き出そうと思います

36歳から見る地平

夏が終わろうとしている

 

こころなしか蝉の鳴き声にも元気がない

 

私はまた一つの夏を越えたことになる

 

時間が過ぎるのが年々あっという間になっている気がして、少し恐くなる

 

そして、過ぎた時間は戻ってこない

 

まやかしでも信じない限り、人生は厳粛で、取り戻せない時間ややり直せない決断の連続で満ちている

 

後悔しているわけではない

 

そうならないように生きてきたつもりだ

 

ただ感慨はある

 

36歳の地平から眺める世界は希望に満ちているとも言えないし、かといって光がないというわけでもない

 

そこにはフラットとも言える地平が広がっている

 

これからそこにどう色づけしていくかは、自身に委ねられているようだ