shelter
雨が降っている
シトシトと地面を濡らす
雨に濡れて、照り映えた路面が自分に何かを思わせる
過ぎてしまって、絶対に戻らない時間
色褪せてしまった想い出
してもしょうがない後悔
何かを眺める時に若い頃と同じようには見られなくて、
自分の過去の経験を通して、それを見ている
それが若い頃と比べて、対象に対して、それをよく見られていることになるのかは、わからない
今輝いているものも、いつかは失われて、灰になって、地面に帰すのかもしれない
それを知ってきたからこそ、だから、自分はやっぱりなくならないものを創りたい
みんなが通り過ぎていく中で、一旦でも雨宿りできるような、避難所を