一年が終わろうとしている
遠ざかっていく夕日に私は何を見ればいいのだろうか?
走馬灯のように過ぎていった一年が過去になろうとしている
結果も出たと言える
幸福だったとも言える
だけれど、今少し切ない
一年が終わろうとしているわけで、また一年死に近づいたのだから
生き方としては確立してきたけど、
裏切った人もいる、見捨てた人もいる
守れないとわかってした約束もあるし、
数々の嘘を隠しおおせようとする俺がいる
人生綺麗事じゃ済まない
成功したとしても誰かを傷つけてる
いい加減な人間にはなりたくない
他者や社会に対して、責任を持ちたい
言葉を傷つけるためじゃなく、癒すために使いたい
指図するためじゃなく、受け入れるために使いたい
自然と何気なく、控え目に、断固と語る人間でいたい