夏がいよいよ始まるという気がする。身体は疲れ気味だが、そのことにワクワクしている自分がいる。
リビングの小型スピーカーからは大学時代から聴き続けているfuneral for a friendのデビューアルバム。あの時のワクワクや臨場感が今聴いてもよみがえってくる。
何も知らなくて、世間知らずだった自分。よくここまで来れたな、と思う。偶然と不思議な出逢いに導かれて、今踏みしめている大地。
命を落としたり、生きていても堕ちていった奴もいる。人生は綺麗事じゃなくて、救いのない現実とも向き合ってきた。
最近は青年期を抜けられた気がする。絶望の先にあるものに目を向けられるようになった。
どん底の自分に寄り添ってくれた音楽。輝きは今でも薄れていない。