夢・光・音

日々の生活の中で生まれてくる想いや感情を詩や文章などで吐き出そうと思います

できることをコツコツと

社会が立ち行かなくなってきているというのはおそらく錯覚ではないだろう。よく踏み止まっている部分とこのままじゃ中々難しいのかなとも思う。自分の職場もメンバーもスタッフも頑張っているけれど、メンバーは作業能力だけでなく、生育歴の中で人としての基本的なことも身についていない部分も多い。年齢も重ねているから、脳の可塑性も落ちていて、注意されても改善されないことも多い。

 

それぐらい程度の重い障害者をスタッフがいくら丁寧に優しく熱心に指導しても、中々難しいし、加えて人員は十分ではない。自分もできる範囲で作業を頑張ったり、盛り上げたりしているけれど、中々難しい。障害っていうのは教育を受けたり、訓練を受けたりしても、難しい部分が多いから、そう言うのだと思う。

 

そもそも社会全体が余裕をなくしているから、その苛立ちというのは障害者も敏感に察知していると思う。人手不足や不況、フラストレーション(苛立ち)というものが重くのしかかっていて、自分の職場にも直撃している。

 

優しさや思いやりや礼儀というものも昔より尊重されなくなってきたのかもしれない。我が物顔で生きている人も増えたかもしれないし、先立つのはいつも個人の主張だ。グッと言葉を飲み込むことやじっくりと相手の話を聴く人は減ったかもしれない。

 

自分はこれからも書いていこうと思う。段々自分の言葉が響いてきている気がするから。