気分がいい、火曜の夕暮れ時
知らなかったことを知るのはたとえそれがポジティブなことだとしても疲れることだ
自分が思っていたものと実際の世界は違う
当たり前だけど、
突きつけられると、
困惑するし、傷つく
それは半ば自分の妄想で、
見ていたのは、幻影だったのだと
「知る」ことを拒否したい自分もいるけど、
現実はそうはさせてくれない
否定しても、追いかけてくる真実
「こんなの、俺じゃない!」って言っても、
もうひとりの自分は「そうだ」と知っている
突きつけられているのは妥当なものだ
すべてに帳尻が合っていて、
払うべき対価を払わされているだけなんだ、と気づく
駆け引きなんかじゃ乗り越えられない壁があって、
だから、強がらずに今の自分を受け入れようと思う
地平線が太陽を飲み込むように