夢・光・音

日々の生活の中で生まれてくる想いや感情を詩や文章などで吐き出そうと思います

春を見送りながら

春が訪れている

みんなどこか晴れやかで、

期待に胸を踊らせている気がする

人生が期待通りに行かなかったとしても、

出航の時、帆がたなびいていた記憶は誰にとっても、懐かしいものなのだろう

作家がやるべきことの1つはよく見て、見送ることだ

うまくいかなかった人生、その人の中から失われてしまったもの、果たされることのなかった約束、解かれることのなかった誤解

そういうものを丁寧に掬い取るのが、作家の役目だと思う

そろそろ批判ばかりしている立場ではない

責任を取る側、担う側だ