夢・光・音

日々の生活の中で生まれてくる想いや感情を詩や文章などで吐き出そうと思います

束の間の安らぎ

少し好調な1月の夕方

あなたはどこで何をしているだろうか?

切なげな風が頬を捉え、

自分が随分年を取ってしまったことに気づく

後悔はないけど、

駆け抜けた道を振り返ると、

一抹の寂しさを感じる

年を取るというのは、

哀愁を帯びるということなんじゃないだろうか?

成功したとしても、

よぎるすれ違った人達

いろんな人生を見てきた

淡い追憶

きれいなものばかりじゃなかったし、

救いのない現実とも出逢ってきた

「悪かった」というよりは淡々と思い出している

人生の法則はまだ見えないけど、

光と影の濃淡は深まった

きっかけはいつもちょっとしたことだ

ある意味毎日勝負所だ

言い訳できない人生に言い訳しようとは思わなくなった

自信がないって確信していたあの頃とは違う地点に今いて、

どんなに現実が過酷だとしても、

キャンバスには鮮やかな色を重ねていこうと思った

それがやはり正直だし、

それがやはり自分というものだからだ

自分の今までの苦労が無事成仏できたように感じる、

今、この瞬間=束の間の安らぎ

そんなに頑張らなくていい

やり続けてさえいれば…