お疲れ様です。
皆様はいかがお過ごしでしょうか?
私は今週はピンチでしたが、なんとか乗り越えられた気配です。
ところで、今週は何がきっかけだったか忘れましたが、西村賢太「苦役列車」を再読しました。
面白かったです。作品の舞台の19才や日雇い労働というのを自分の経験とも照らし合わせて、感慨深く読みました。
主人公の苦い青春というものが普遍的になっており、自分のその時代の経験も典型的なものだったんだなと思います。
その時は辛いことや挫折ばかりのように感じた青春だったけど、いいこともあったし、随分甘酸っぱい経験もしたなと懐かしくなります。
いろんなことを経て、少しは大人になったし、他者を尊重することも、世の中でやっていく術も学べた気がします。
青春てどんなものであれ、とてつもなく甘美で愛おしいものですよね?そんなことを学べた、西村賢太「苦役列車」でした。
それでは。