最近、ある知人に会い、なぜか彼が以前(5年くらい前)に渡してくれた小説を読みたくなった。
当時読んだ時のことは、5年も前なので、ほとんど覚えていなかったが、読み始めて見ると面白く、原稿用紙500枚位の作品なのだが、3分の1くらい読んだ。
彼の人生や彼が普段考えていることが少しわかった気がした。物静かな彼の中にある、葛藤や悩み、信念が垣間見える気がした。
知識の豊富さや、文章力、物語構築力などに少し驚かされた。
彼は現在は仕事などが忙しく、創作などは行っていないようだが、いつかまた彼の作品に向き合えるのを楽しみにしている。
彼の作品を読んでいて、思ったのは自分も正直に書かなくてはダメだなということです。彼の生の部分や繊細な芯の部分に触れると、感動して、背筋が伸びます。人生の重層性や過酷さ、人間の複雑さや優しさなどに思いを至らされます。
残りの部分もしっかりと味わいたいです。
素敵な土曜日を。