夢・光・音

日々の生活の中で生まれてくる想いや感情を詩や文章などで吐き出そうと思います

忘れな草

退屈な月曜日

やることもないから同じ喫茶店に二度入った

天気はグズついているし、

明日からはつまらない仕事

休日が終わってしまうのが名残惜しくて、

理由はないけど(たぶん疲れているからか)、

少し憂鬱

心の内を見透かされるのが怖いからか、

どう思われるかばかり気にしている

それが余計に事態を厄介にし、

誤解される元になっている

わかってほしいわけじゃないけど、

誤解されるのはやはり傷つく

同じ失敗を繰り返す自分に呆れながら、

今日も日が暮れてゆく

こんな日暮れ時は会わなくなった人や死んでしまった人のことを考える

私は彼らを理解していたのだろうか?

彼らの一番内側に何があったかを知っていたのだろうか?

踏み切りの向こう側の線路を列車が、

その都度シャッターを切るみたいに走り抜けてゆく

どうして時に人は今持っているものより置き忘れたもののことばかり考えてしまうのだろうか?