夢・光・音

日々の生活の中で生まれてくる想いや感情を詩や文章などで吐き出そうと思います

友達

深い霧の中を君と歩く

持ち物は何もない

元々何も持ってやしないし

恐くもない

先が見えなくても

僕と君は生まれた時からの友達

手を握ればそれがすぐにわかる

病棟で出逢う前から僕らはたぶんもう出逢ってた

持ち物はいらない

世の中の物なんて価値なんてありゃしない

風が気持ちよくて

周りのことなんてろくに気にならずに

心を解放したんだ

君は早くあの世へ行ってしまうの?

そこはきっと天国だよ

君が天国に行かないとしたら、誰が行くんだよ!?

喜びよりも憂鬱や不安は多くを教えてくれる

僕がなけなしの金をはたいてやっていることだって、見合った価値があるはず

ずっと友達でいようよ!

あの世でも