虚ろな意識。
疲れから来ているのかもしれない。
適応できないことは苦しいし、悔しいけど、適応したいわけじゃないのかもしれない。
治りたくはない。
治ったら、自分じゃなくなってしまうかもしれない。
まどろみと光が調和し合って、音楽と自分をなじませる。
うまくいかなかったから、今の自分があるんだ。
少しは器用になったからこそ、わきまえたからこそ、過去の不器用だった、不適応だった自分を愛しく思う。
むしろあの頃の自分の方が好きだったかもしれない。
生きているって何なんだろう?
年を取ることにはどんな意味があるのだろうか?