夢・光・音

日々の生活の中で生まれてくる想いや感情を詩や文章などで吐き出そうと思います

復調

自分が損な星回りの元に生まれたなぁ…とか、ついてないなぁ…とか、自分じゃない誰かに生まれたかったなぁ…とか思ってしまう時がある。自分はなぜこんな社会不適応に生まれてきたのか?今とは違う両親から生まれてきたかった、こんなはずじゃなかったなど。でも、考えたってしょうがない。生まれてくる先は選べないし、どのような特質や能力を授けられるかもあらかじめ運命により決まっているようだし。

月並みな結論にはなるが、今ある状況や境遇を受け入れて、要するにあるがままを受け入れて、生きてゆくしかない。人間というのは見方を変えれば、性格の損をもたらしているように見える部分が実は幸いをもたらしたり、不器用な部分が愛嬌になっていたりする。

まだまだ選択や問いに迷っている最中だが、少しずつ何かしらの答えや結論に近づいている気がするのは、たぶん錯覚ではない。自分の特性をあまりネガティブにばかり捉えないで、弱点から来る強みなどにも焦点を当ててみたい。

少しずつ体調がよくなってきた。これも皆さんのおかげだ。寒さが厳しいので、体調気をつけてください。それでは。

優しい人間

子供の頃、文集で「将来の夢は?」という問いに対して、「優しい人間になる」と書いたのを覚えている。勉強も部活も仕事も文学も頑張ったが、何一つものになることはなかったが、自分の買い被りでなければどうやら「優しい人間」にはなれたようだ。

優しい人間になったって何か都合のいい特典がついてくるわけではない。お金を手に入れられるわけでもないし、地位を得られるわけでもないし、モテるわけでもない。あるとすれば「お人好し」と鼻で笑われることぐらいだ。

ただ僕は今「優しい人間」でいられてることに誇りを持っている。相手から笑顔や微笑みっていう最高の特典が返ってくるから。

選択や問いに悩むこともあるけど、それらすべてを含めて人生だし、そんな時に支えてくれる人達を仲間って呼ぶんだと思う。

これからもホットレモンティーでも飲みながら、優しい人間を目指すつもりだ。

悩んでいる

悩んでる、就職に関して。なぜか気持ちが進まない。勤務開始日をおくらせてもらったし、時短で最初は働かせてもらえるという配慮までしてもらったのに。ダメな人間だなぁと自分で自分のことを思う。研修だけで気持ちが後退りしてしまって、落ち込んでしまっている。この業務には向いてないかもと始める前から怖じ気づいている。なぜだろう?

でも、まずなんとかやるだけやってみるつもりで、規則正しい時間に寝たり、起きたり、ランニング・筋トレなどで生活リズムと体力を整えたい。

やるにしろ、やめるしろ、それはもう僕が決められるところを離れているような気がするから、運を天に任せ、1日1日を誠実に生きよう。

変な記事ですみませんでした。

つぶやき

朝っぱらからダルかった。

まあやっていこう。不満やストレスの元はいっぱいあるけど、少しは耐えよう。無理しすぎはよくないけど、忍耐も必要だ。

しばらく少し休みだから、この2日でたまった疲れを癒そう。周りの人達はまだわからないけど、いい人達だと思うし。

慣れるまでは中々大変だと思うけど、睡眠をたくさん取って臨みたい。なんとか乗りきっていきたい。

皆さんもそれぞれ大変なことがありますでしょうが、気楽にやって、乗り越えていきましょう。

研修

研修をしてもらった。教えてくれる人は優しくて、理解のありそうな人だったが、規則やルールをどんどん教え込まれるというのは中々ダルいことだった。

でも、まあ今回のところで何とかやっていきたい。前よりは少しは経験を積んで、忍耐力がついたと思うし。

でも、社会や組織の中でやっていくって中々に息苦しいことだなぁ…と今日改めて思った。

まあ気楽にやっていきたい。そろそろ僕も大人にならなくては。それでは。

西村賢太

こんにちは。

今日は西村賢太さんについて書こうと思っています。

西村賢太さんというのは言わずと知れた芥川賞作家で、テレビなどのメディアへの露出も多く、人気と実力を兼ね備えた日本を代表する私小説作家です。

この1ヶ月で、彼の著作を4冊読みました。内訳は「どうで死ぬ身の一踊り」「棺に跨がる」「小説にすがりつきたい夜もある」「廃疾かかえて」です。どれも衝撃的で、ユーモアがあって、美しい小説や随筆でした。

西村賢太さんの見た目(強面で、大柄で、太ってて、不遜に見える)をご存じの方も多いと思いますが、小説の中身もあのまんまです。

恋人への激しいDV、敬愛する私小説作家・藤澤清造への殉情、中卒であることや父親が性犯罪者であることへのコンプレックス、激しすぎる性衝動、食べることや酒を呑むことへの喜び。それらが各作品の中で躍動しています。

彼という矛盾に満ちたパーソナリティーが爆発し、挫折する様は悲しくて、絶望的で、爽やかなカタルシスを呼び起こします。孤独で、不器用で、不様な生きざまは誰にとっても身に覚えがあり、彼がしぶとく力強く這って生きていく様は読者を勇気づけます。

彼という作家に「苦役列車」で出逢ってから、たぶんかれこれ7冊読ませてもらいました。日本文学の作家でこれほど読んだのは村上春樹さん以来です。これからも彼の小説世界、楽しんでいきたいと思います。皆様も興味がありましたら、西村賢太さんの著作、是非手に取ってみてください。それでは。

人前で話すのは難しい

人前で話すというのは中々に難しいことである。

昨日はそんなことを実感した。

自分なりによく話せたし、聞く人達に気を使えたし、言葉が出てくる調子みたいなものも悪くはなかった。それでも、僕の言葉は聞き手にあまり届かなかった気がするし、たぶんそれは錯覚ではないだろう。

それでも、場はそれなりに盛り上がり、時間を20分オーバーするほどだった。

僕の話がメインというより、みんなの経験や悩みをそれぞれ言い合う形になり、それはそれであたらしい形として、自分にとっても、みんなにとっても、有意義だったかもしれない。

みんなのうまくいかない苦しみや親への反発、若いとき特有の強がりなど、様々なものが垣間見えたが、その場にいると、みんなのいろんな感情がしみこんできて、随分苦しくなったりしたし、なにかしら役に立てないかと思ったりもした。

自分なりに彼らに人生の少しだけ先輩として少しだけアドバイスのようなものをさせてもらったが、あまり的を射た、心に響くアドバイスはできなかった気がする。

努力を続けたい。誰かに向けて、話をすることや書くことが僕の仕事であり、ライフワークでもあると思っているので、どう話したらより伝わるかとか、人間というものの多様性への理解を深めていきたい。

なにより自分がもっといろいろな人生経験や出逢いを重ねることによって、人生や他者への理解を深めていきたい。

とにもかくにもこのような場を再度用意してくださった就労支援施設のスタッフに感謝申し上げたい。