お疲れ様です。
久しぶりに詩を投稿しようと思います。
夏の日暮れ時
昼間は暑かったけど、
今の風は心地よい
自分の存在が軽く感じられて
嘘ばかりついてきたんだ、と悟る
現実はもちろん快いものばかりでなく
困難は際限ない
不安は至るところにあり
いつ足をとられるかわからない
でも、いい
蝉は遠慮深げに鳴いているし、
散歩している白い犬は気持ち良さそうに尻尾を振っている
明日何が起こるか、誰にもわからない
誰にとっても一寸先は闇だ
でも、今はそんなことに囚われていない
やるべきことをやるだけだ
できることをやるだけだ
満足している
受け入れている
もうすぐ夏が終わる
どことなく寂しげな夕日が僕達の人生を静かに肯定している