深い霧の中を君と歩く
持ち物は何もない
元々何も持ってやしないし
恐くもない
先が見えなくても
僕と君は生まれた時からの友達
手を握ればそれがすぐにわかる
病棟で出逢う前から僕らはたぶんもう出逢ってた
持ち物はいらない
世の中の物なんて価値なんてありゃしない
風が気持ちよくて
周りのことなんてろくに気にならずに
心を解放したんだ
君は早くあの世へ行ってしまうの?
そこはきっと天国だよ
君が天国に行かないとしたら、誰が行くんだよ!?
喜びよりも憂鬱や不安は多くを教えてくれる
僕がなけなしの金をはたいてやっていることだって、見合った価値があるはず
ずっと友達でいようよ!
あの世でも