2017-01-28 路傍の石 段々わかってくるいろんなことが見えてくる実体を伴ってそんなにうらやましがることもこわがる必要もたぶんないのだ世界はただあるがままにあるだけ生まれてきた若き生命も老いて、病を得て、いずれ死ぬ金も名声も才能も女もそれほどのものじゃないいつものカフェで夜空や揺れる木を見ながら、そんなことを想った一杯のブレンドをすすりながら、そんなことを想ったたぶん俺はこれでいいんだ生かされているんだあそこに見える草花のようにただそこにあるんだ