夢・光・音

日々の生活の中で生まれてくる想いや感情を詩や文章などで吐き出そうと思います

路傍の石

段々わかってくる

いろんなことが

見えてくる

実体を伴って

そんなにうらやましがることも

こわがる必要もたぶんないのだ

世界はただあるがままにあるだけ

生まれてきた若き生命も

老いて、病を得て、いずれ死ぬ

金も名声も才能も女もそれほどのものじゃない

いつものカフェで夜空や揺れる木を見ながら、そんなことを想った

一杯のブレンドをすすりながら、そんなことを想った

たぶん俺はこれでいいんだ

生かされているんだ

あそこに見える草花のように

ただそこにあるんだ