約4ヶ月かかりましたが、村上春樹の「騎士団長殺し」を今日読み終わりました。
中々面白かったのですが、今までの村上作品と被るようなところもあり、中々物語に最後まで入っていけませんでした。
今日読んだ最後のところは感動したけど、話に入っていけないところもありました。リアリティーを感じないというか。自分が年を取ったせいかもしれませんが。
最後の3章ぐらいは素直で、村上春樹の大人としてや日本人作家としての責任感なども感じられて、人間そのものや物語に対しての信頼や愛情も感じられて、ジーンと来て泣きそうになりました。
ただ今回の「騎士団長殺し」という作品は自分としてはイマイチだったと思います。綺麗にまとまりすぎたというか。また次作期待します。自分も執筆頑張ります。