夢・光・音

日々の生活の中で生まれてくる想いや感情を詩や文章などで吐き出そうと思います

宇宙

うまく生きられない。
だから、手を伸ばす。
誰も握ってくれない。
でも、本当にそうなのか?
生きていることは悲しいことなのか?
生きていることは寂しいことなのか?
それだけじゃない。
こんな僕でも誰かとつながれた時があった。
そんな瞬間があった。
そういう瞬間のために人は生きるんだ。

夕日が朝日のようにすべてを飲み込んだ。
僕はまだ小学校にも通っていなかった。
でも、今よりずっとものを知っていた。
生きていることに意味なんてないんだ。
だから、人はただ生きればいい。
風になびく草のように、空を渡る鳥のように。