夢・光・音

日々の生活の中で生まれてくる想いや感情を詩や文章などで吐き出そうと思います

見る

「こころ」で見ることも含めて、見るということを最近意識的にやっている。対象をありのまま見るということは非常に難しい。早合点してしまったり、自分の物の見方を投影してしまったりで、よく見誤る。

だから、じっとよく見るようにしている。対象を繰り返しいろんな角度からよく見るようにしている。定点観察のように。そうやってずっと見ていると「おやっ!?」と思う瞬間に出逢う。それは素晴らしい一瞬だったり、ボロが出たりする瞬間だったりする。

この年まで生きてみると、人ってのは隠せないなと思う。無いものをあるようには見せられないし、どんなに謙虚に慎ましく生きても、あるものは自然と顕かになる。

だから、自分を飾って大きく見せる必要もないし、必要以上にへりくだる必要もない。

わかっている人にはわかっているし、目で見誤ることはあっても、「こころ」や直感は敏感で、案外正確だ。

これからも見ることを続けていけば、死ぬまでに、「なんで世界がこうなっているのか?」を解き明かせるかもしれない。