夢・光・音

日々の生活の中で生まれてくる想いや感情を詩や文章などで吐き出そうと思います

5月の風

今日も草むしりをやったり、自分の作品を読んでいました。

昨日は三作目を読み終わり、今日は二作目の詩集を読み終わりました。

自分の中で、二作目を創っている時は好きだった仕事を体調不良でやめたぐらいの時の前後だったので、どうしても沈んでいるというか暗い作品というイメージがあって、実際作品の中のいくつかの詩は絶望というか暗闇が描かれていて、自分でも複雑な想いの中で、創作と出版をしたという思い出があります。

ただ今日読み返してみて、思いのほか私の第二作も読後感のいいものでした。深刻な作品でもあるけど、作者は希望を失っていなくて、困難な中でも何かを信じ続ける姿勢に「精神性」すら感じました。

私は人生経験も芸術的才能もそこまでではないかもしれませんが、哲学と何より「精神性」は私の文学の強みだと思います。器用さもないし、人間としても未熟だけど、何かを訴えてくる切実さが私の作品にはあると思います。

昨日ある友人から「今回の作品もよかった」とメールをもらい、なぜか肩の荷が下りた気がしました。伝わっている人には伝わっているのだ、と。未来を疑いつつも、根っこの部分は人間も自分自身も信じ続けたいです。本日もお読みいただき、ありがとうございました。