夢・光・音

日々の生活の中で生まれてくる想いや感情を詩や文章などで吐き出そうと思います

「好き」という気持ちを動機にして

今33歳で、現状にそこそこ満足している。欲しいものとか、認められたいとかはあるけど、どこかで満足している。物質的なものや地位や賞賛は魅力的ではあるけど、それほどのものではないとなぜか直感で知っているからだ。それによって人生を壊される人もたくさん見てきた。

自分を維持するのは難しい。平常心を保つというのは難しい。私も日々色々なものにそそのかされながら、一喜一憂している。できた人間ではないのだ。人間関係に悩むし、気に入らない人がいるとその人に囚われている。自分に自信がないわけではないけど、心は終始グラつき気味だ。でも、それでいいのだと思う。まだ若いのだから。若いのに悟ったように語る若年寄よりはマシかもしれない。

純粋に好きなことをやっている人は強い。邪な気持ちがないからだ。見返りを求めないからだ。揺れることがないからだ。今流行りのアーティストに先を越されたと思ったり、うらやんだり、自分を卑下したりもするけど、時代の流行や作品の分かりやすさ、プロモーション、いろんな要因が絡むと思う。また、ただ単に自分の実力不足だからかもしれないし、作品の質が低いだけだからかもしれないけれど、だとしても私はまだまだこれからだ。純粋に「好き」という気持ちを動機にしてこれからも創作を続けていきたい。