夢・光・音

日々の生活の中で生まれてくる想いや感情を詩や文章などで吐き出そうと思います

花火大会

街は浴衣を着た若い女性達で賑わっている

今晩は年に一度の花火大会らしい

着飾った彼女達の笑顔は見返りを求めていないようだ

若い時にだけ持ちうる可憐さや鮮やかさが

その時だけのものであることは

後になって気づけばいいことだ

人生というものは打ち上げ花火のようにその都度楽しむべきもので、

後や先のことを考えるのは賢明ではない

その瞬間を逃したら、

永遠に次はない

私達にできることは、

後悔することでも

未来を夢見ることでもなく、

今、この瞬間を掴み取ることだ