夢・光・音

日々の生活の中で生まれてくる想いや感情を詩や文章などで吐き出そうと思います

ユング

おはようございます。

最近はユングを読んでいるstarttodayです。

みすず書房から出版されているユングの「夢分析論」を読み終わり、今はシリーズの「転移の心理学」という本を読んでいます。

面白いです。興味深いです。読み応えがあります。

現代人というのはプリミティブな(原始的な)人間と違って、神話的な・無意識的な・非合理主義的なものと隔たりがある生き方をしています。そのような生き方はいくら合理的でも理性的でも、人間の本来的な姿や欲求とは随分かけ離れたものと言えます。それに対する補償として、人は夢を見たり、精神病になったりするというようなことについて少し書かれています。夢というのはもちろん古代人も見たのですが、とにかく人間には個人的無意識と普遍的(集合的)無意識というものがあるようです。

また夢というのは因果論的(これこれこうだから、こうなった)というよりは目的論的(こうなるために、今こうある)なものという側面が強いようです。夢というのは現在の私に対して注意喚起する補償的なものであると同時に、未来の可能性や歩むべき道への息吹きということです。

ユングなどの心理学もっと勉強していきたいです。知識が調ってきたら、またご報告させていただきます。拙い記事で失礼しました。

よい1週間を!