夢・光・音

日々の生活の中で生まれてくる想いや感情を詩や文章などで吐き出そうと思います

嫉妬

嫉妬というのは中々根深い厄介な感情である。私は今同志に嫉妬している。彼の作品が評価されつつあるからだ。そのことを素直に祝福したい気持ちもあるのだが、単純にそうさせてくれない複雑な感情がある。

ずっと一緒に切磋琢磨してやってきた。それなのに今表面的には差をつけられている。彼の方が小さい頃からやっているし、彼の苦悩や努力も間近で垣間見てきた。だからこそ、素直に祝福したいのだが、今の自分の状況と比べると中々心中穏やかではない。

でも、このような感情を経験するというのも人生の醍醐味だろう。自分の作品もいつか評価されたいけど、それと同時にいつか誰かの幸せをこころから祝福できるようになりたい。

難しい、人生というのは。でも、これらの葛藤や苦悩はきっといい意味でシワになっていくと思う。