夢・光・音

日々の生活の中で生まれてくる想いや感情を詩や文章などで吐き出そうと思います

人前で話すのは難しい

人前で話すというのは中々に難しいことである。

昨日はそんなことを実感した。

自分なりによく話せたし、聞く人達に気を使えたし、言葉が出てくる調子みたいなものも悪くはなかった。それでも、僕の言葉は聞き手にあまり届かなかった気がするし、たぶんそれは錯覚ではないだろう。

それでも、場はそれなりに盛り上がり、時間を20分オーバーするほどだった。

僕の話がメインというより、みんなの経験や悩みをそれぞれ言い合う形になり、それはそれであたらしい形として、自分にとっても、みんなにとっても、有意義だったかもしれない。

みんなのうまくいかない苦しみや親への反発、若いとき特有の強がりなど、様々なものが垣間見えたが、その場にいると、みんなのいろんな感情がしみこんできて、随分苦しくなったりしたし、なにかしら役に立てないかと思ったりもした。

自分なりに彼らに人生の少しだけ先輩として少しだけアドバイスのようなものをさせてもらったが、あまり的を射た、心に響くアドバイスはできなかった気がする。

努力を続けたい。誰かに向けて、話をすることや書くことが僕の仕事であり、ライフワークでもあると思っているので、どう話したらより伝わるかとか、人間というものの多様性への理解を深めていきたい。

なにより自分がもっといろいろな人生経験や出逢いを重ねることによって、人生や他者への理解を深めていきたい。

とにもかくにもこのような場を再度用意してくださった就労支援施設のスタッフに感謝申し上げたい。