夢・光・音

日々の生活の中で生まれてくる想いや感情を詩や文章などで吐き出そうと思います

牛島兄弟「だれかの映画史」を読んで

日曜日から、友人の牛島章雄君とそのお兄さん・俊雄さんのふたりが中心となって製作した雑誌「だれかの映画史」を読んでいました。そして、今日読み終わりました。

一言で言って、面白かったです!

俊雄さんの文も、章雄さんの絵も、身内だからでなく、素晴らしかったと思います。

俊雄さんの文は途中で何度も笑ってしまうぐらい、面白かったし、すごく読みやすかったです。彼の自分語りは惹き付けられるものがあるし、共感させられます。映画についても、自分についても、正直に謙虚に誠実に語っているので、文章にすんなり入っていくことができました。彼という興味深い人物の半生とその時々の想いが軽妙洒脱な文章で綴られているので、皆さんにも是非読んでもらいたいです。

章雄さんの画は一言で言って、独特です。だからこそ、魅力的で、蠱惑的で、中毒性があります。それでいて、ユーモラスで、思わず笑ってしまいます。必見です!

章雄さんはジャンルは違うけど、僕の一番のライバルであり、同志です。

今回の雑誌を読んで、正直、「すごいもの作られちゃったなぁ……」という感じです。随分先を走られているということが、改めて如実になった感じで、少し落ち込みすらしています。

でも、自分も彼に追いつくことがてきるよう、頑張りたいと思います。それと同時に中立な一読者として、「面白い、興味深い読み物をありがとう!」とも思います。

どこかで、この雑誌を目にされた方は是非手に取ってみてください。他の雑誌や本と一味違った匂いや輝きを発していると思いますので。