夢・光・音

日々の生活の中で生まれてくる想いや感情を詩や文章などで吐き出そうと思います

灯火(ともしび)

誰かを好きになるって苦しいことだ



どうせ報われないだろうし



でも、また誰かを好きになってしまう



愛してしまう



そのことはきっと無駄にはならない



胸の疼きも刺すような痛みも



無駄にはならない



覚えているから



すべては記憶の中に留まっているから



恥ずかしさも深い悲しみも



一緒に見た景色も一緒に笑ったことも



世界は廻り続けてる



全部を一緒くたにして



音楽や色彩を道連れにして



誰かを愛したことを後悔したことはない



また 誰かを愛そう



懲りずにまた誰かを愛そう



飽きずにまた誰かを愛そう



生の灯火が尽き果てるまで