夢・光・音

日々の生活の中で生まれてくる想いや感情を詩や文章などで吐き出そうと思います

夜風に吹かれながら

俺はいろんな人に愛されてる

これは疑いようのない事実だ

こんな気弱で臆病で利己的なのに、みんな愛してくれる

いろんなことに打ちのめされてる今だから、周りの人の優しさがこころに沁みる

強くなんかならなくていいし、強くなんてなれない

弱いままの自分で歩いていこう

でも、その代わり俺は道端の草の青さがわかるし、風の歌を聴くことができる

友達の痛みに共感できるし、美しいものを「美しい!」と言うことができる

本当に大事なものって、忘れてしまいがちな何気ないものだし、吹けば飛ぶほどのものだ

夜風に吹かれた俺は今幸せで、まだ来ない春を半ば確信を持って待っている