どうせわかってもらえない。
ささいなことから生まれる憂鬱。
周りの喧騒から聞こえてくるのはくだらない言葉ばかり。
街の真ん中で癒せない孤独を感じてる。
自分が不器用か、そうじゃないかもわからないけど、なぜかうまくいかない。
空回りしてしまう。ハムスターのように。
前に行けずにグルグル回してるだけなのか?
それでも、聞こえてくる。聞こえないはずの声が。
耳をすませば、聞こえてくる。優しい声が。
「間違ってない」「正しい道を歩んでる」そう言ってくれる。
一時的にすれ違っただけだ。
相手には相手の事情があるのだ、きっと。
簡単に絶望するのはよそう。もう若くはないのだから。
もっと他者に寛容になろう。できる範囲で。
そんなに正しくあろうとする必要はない。
不完全なままの自分をもっと愛すべきだ。
自分の道を歩もう。理解者は少なくとも。誤解され続けても。
明日は明日の風が吹く。憂鬱や絶望をどんなに抱えていても。