夢・光・音

日々の生活の中で生まれてくる想いや感情を詩や文章などで吐き出そうと思います

少しだけ見えた気がした

見えないものについて語る夜

少しだけ見えた気がした

見えたと思った時にはもう見えなくなっていたけど

彼は僕より知っている

でも、彼が知っていることを知るのが少しこわい

真実とは予測していたものとは違うけど、それと同時に最初から知っていたものだ

彼は知っている

簡単に言ってしまえば、「真理」に近いものを

彼はいずれ到達して、「死」を受け入れるだろう。あるいは永遠の「生命」を

僕は彼の死に何を見て、何を見出だすだろうか?何を託されるというのだろうか?